「あ、これ」 ここに入れっぱなしにしてたんだ。 大切なものだから傷ついたり壊れたりしないようにあんまりつけなかったからなぁ・・・。 「拓人、これつけて」 「ん。いいよ」 車椅子を観覧車に並んでいる列に止めるとそれを手に取り私の首にまわして付けてくれた。 「ありがと」 「うん」 優しく微笑む拓人。 その笑顔にドキドキしたのは内緒。