「体、痛む?」 「まだ平気。でも、多分だけど少ししたら痛くなると思う」 「わかった。少しでも痛くなったらすぐに言ってね」 「うん」 拓人はベッドの横にある丸いすに座って、外を眺め始めた。 「葉っぱ、ほとんど散っちゃったね」 「うん。今年は去年よりも寒いから雪降るかな」 「降って欲しい?」 「降って欲しいけど降ると夜空が曇って、星が見えなくなるから降らないで欲しい」 「星好きだもんね」 「正確には天体全部」 「あははっ」 早く夜になってほしいな。 また、綺麗な夜空を見たい。