そこに立っていたのは、園長先生だった。
「久しぶりね、憂ちゃん拓人くんも」
「先生・・・お久しぶりです」
「お久しぶりです」
「ごめんなさいね。もう少し早くお見舞いに来たかったんだけど・・・」
「いえ、多分今ぐらいでよかったと思いますよ。
少し前までは話すのもあまり出来ませんでしたから」
「そう・・・」
私の体調が良くなっていることにほっとした笑みを浮かべる先生。
「外は寒いので、中で話しませんか?
ちょうど今から、食堂に行くんですが」
「じゃあ、同行させてもらおうかしらね」
園長先生も誘って、食堂へ向かうことになった。

