キミと見た景色をもう一度




次の日、牧野先生に夜のことを話した。



「鎮痛剤はもうひとつあるんだ。本来ならがん患者に使われるものでモルヒネといわれるものだよ」



「モルヒネ?」



「あぁ、今の鎮痛剤よりも強力だからきっと痛みも和らぐことが出来る」



「本当ですか?」



「・・・しかし、強力すぎるため副作用もすごい。今まで以上の吐き気などが襲ってくるが・・・」



副作用・・・。



でも、それを打てばまた外に出かけることが出来るようになるのかな・・・。



そうだったら、少しの犠牲ぐらい我慢できる。



「それでもいいです。お願いします」



「・・・わかりました」



私を繋いでいる機械に、新しい鎮痛剤がセッティングされた。