キミと見た景色をもう一度




看護婦さんは、私と拓人を見て嬉しそうに微笑んだ後そそくさと病室を後にした。



何だったのか・・・。



「時間、大丈夫?」



「あ、言ってなかったっけ?」



「?」



「僕もこの病室に寝泊りすることにしたんだよ」



「え!?どこか、悪くなったの・・・?」



「あぁ、違うよ~。ただ憂の側にいたいなぁって思って家族と先生にお願いしたの」



多分、今の私顔赤いし涙目になってると思う。



一緒にいたいとか・・・。



恥ずかしいけど、すごく嬉しかった。



体がフワフワして宙に浮いているようなそんな感じ。



・・・拓人が好きだって気付いたときも、いつもこんな感じだったっけ。



「お願いします・・・」



「僕のほうこそよろしくね」