二人で星を眺めていると、反対側のドアからノック音が聞こえた。 看護婦さんが来たのだろう。 「どうぞ」 拓人が私の代わりに返事をしてくれた。 「憂ちゃん、調子はどう?」 「気分はいいです。鎮痛剤もさっき打ったので・・・」 「よかった、で、点滴よね」 「はい・・・」 新しい点滴の袋に取り替えてもらった。 因みに私は血管自体が細いため、点滴の針は腕ではなく手の甲に付けられている。 手の甲につけられているということもあって、少しの違和感を覚える。