「なんでもいいから早く着て!」 「うん」 亀のようにモタモタとしながらも、 なんとか服を着た拓人はその後何事もなかったかのようにお菓子を食べ始めた。 まったく女子の前で半裸になることに抵抗がないのか。 今でも、いろんな意味で心臓がバクバクいってる。 静寂の中にあるこの空間で、私の心音が拓人に伝わらないか心配だった。 ・・・そういえば、さっきの拓人の体を見て やっぱりこいつも病人なんだって改めて思った。