歌い終わると、どっと疲れがやってきた。 「はぁ・・・」 「大丈夫?無理・・・させちゃったかな・・・?」 ものすごく心配した顔で、ピアノ椅子を離れ私の元にやってきた拓人。 「無理は・・・してない。少し疲れただけ」 「ごめん・・・。我がまま言って」 「ううん・・・楽しかったから」 申し訳なさそうな顔をしていた拓人の頭を優しく撫でた。 腕を上げるのもちょっと辛いけど、がんばってみた。 あ、そうだ。 さっきのやつ、拓人にお願いしようかな。