キミと見た景色をもう一度




「おー・・・なんだこの空気、妙にギクシャクしてるような・・・」



「気にしないでください」



余計なところまで気がつく先生。



これ以上この話題をしてほしくないので鋭く一括しておいた。



「まぁ、いいか」



「連絡は?」



「あ、そうだ。今日は球技大会だぞ」



「え?」



「ほえ?」



お菓子に釘付けだった拓人でさえも手を止めた。



「ん??俺、日にち言ってなかったっけ?」




とりあえず・・・殴っておいた。