キミと見た景色をもう一度




「憂・・・ちゃん??」



この声・・・。



振り向くとそこには、私を捨てたお母さんが立っていた。



「っ!!」



「奇遇ね。お買い物かしら?」



「・・・・・・っ」



その人と目も合わせずに俯いていると、
拓人が両手に沢山のお菓子を持って私の元にやってきた。



「憂?どうしたの??・・・あなたは誰ですか?」



「はじめまして、憂ちゃんの母親です」



「あ・・・どうも」



なにが、なにが母親だよ。



まだ、親面してるの。



忘れかけていた私の中の怒りが沸々と湧き上がってきた。