棚から景品を取り出して、女の子に渡した。 「え・・・いいんですか?」 「あなたの勝ちだから」 「わぁ・・・ありがとうございます。それじゃあ、私そろそろ帰らないといけないので」 女の子は軽くお辞儀をして、教室を後にした。 「あの子すごかったね」 「うん」 「また、あの子の歌声聞きたいな~」 「うん。さ、片付けるよ」 「はーい」 私の合図で片づけが始まった。