「あ、無理だったら結構ですよ」 「いいですよ。私の名前は浅田 憂です」 「憂さんですか!憂さんの歌声とても素敵でした」 「ありがとうございます」 さて、そろそろ終わりの時間が近づいてきている。 この子に景品を渡さないと・・・。 「拓人」 「ふぁい!」 いつまでも音楽の余韻に浸っていたのか、名前を呼んだら肩をビクッと揺らしこっちの世界に戻ってきた。 「景品」 「あ、うん」