キミと見た景色をもう一度




中に入ると、休日ということもあるのか多くの家族ずれがいた。



お父さんに肩車されている女の子。



お父さんとお母さんと仲良く手を繋いでいる男の子。



ベビーカーに乗ってすやすやと気持ちよさそうに眠る赤ん坊。



皆、幸せそう。



「・・・・・・・・・」



私もこんな体じゃなかったら、
あーいう思い出とか出来てたのかな・・・。



・・・そんな過ぎ去ったことをいつまでも考えていても仕方ないか。



「うーいー」



遠くで拓人が私を呼ぶ。



「今、行く!!!」



そうだ、今を精一杯楽しむんだ。