「そろそろ、科学館へ行こう」 「うん」 寒空の下、私と拓人は公園を後にした。 その道中、ふと思ったことを聞いてみた。 「ねぇ、30分もここで何してたの?」 「始めはブランコに乗りながら月を見てて、 途中から気付いたら立って月を見てた~」 「あ、そう」 目を離したら危ない気がするから、 離さないで置こう。