私が言いたかったことは、全て拓人に話した。 ずっと、黒板を見たまま隣を見ずに。 拓人は、どんな反応をするだろう。 さっき言ってたみたいに、笑い飛ばしてくれるかな? どんな顔をしてるかな? 悲しい顔はしてないといなぁ・・・。 拓人を宥めるのはチビ達と同じくらい大変だから。 「憂は、この先どうしたい?」 「さっき言ったみたいに、生きた証を残したい」 「うん・・・」 どことなく、拓人の声が暗い。 でも、そんなのはすぐになくなった。