俯いて、考えた。
園長先生や、先生みたいに私のことを言おうか、言わないか。
悩んだ。
でも、そんな時前に拓人が私に言った言葉を思い出す。
『何かあったら、僕に話してよ?
僕でいいならだけどね』
このことは、きっと他の人に言っても心からわかってもらえることじゃない。
ただ、同情されるだけ。
可哀想な子で片付けられてしまう。
でも、同じ病気を抱えている拓人なら。
同情せずに、聞いてくれるかな・・・。
「拓人」
「何?」
「あのねっ!私の話聞いてほしいの!!」
拓人はいつもの笑顔で「いいよ」っと言ってくれた。

