キミと見た景色をもう一度




なんて、恥ずかしいセリフ!!



普通、クラスメイトに『何時間でも待つ』なんて言わないだろう!



それ以前に『会える気がする』なんて!!!



そんな私をよそに、拓人はまだ続ける。



「顔赤いよ、熱でもあるの??」



「な、ない!」



「でも・・・」



そう言って、拓人はピアノ椅子から立ち上がった。



と、思うと私のほうに近づいてきて、拓人の額を私の額に当てた。



おい、何故抱きしめている?


普通に目を閉じている拓人。



・・・拓人ってこんなにも背が高かったっけ・・・。



相変わらず睫毛長いし、女顔だし・・・。



じゃなくて!!



早く離れろ、バカ!!!