キミと見た景色をもう一度




学校に着くと、休みのため当り前のように教室には誰もいない。



はずだったのに・・・



「あれ?憂~おはよう~」



「はっ!?」



「?」



ピアノ椅子に座ったまま、私に声をかけてきた拓人。



方耳には、イヤフォンをしている。



「何であんたがここにいるの!?」



「ピアノの練習をしようと思って、音楽プレーヤーで曲を聞きながら練習してたの」



私は、半分呆れたが
私も人のこと言えないかと思い、言葉にするのをやめた。



それにしても、ピアノなら拓人の家にあるんじゃないのか?



幼い頃から、ピアノを習ってたって聞いてたし・・・。