キミと見た景色をもう一度




朝起きると、やっぱり私は椅子に座ったまま寝ていた。



「ん・・・頭痛い・・・」



きっと自分の腕を枕代わりにして寝たせいだろう、頭が非常に痛む。



片手で頭を抑えながら体を起こすと、
パサッと音を立てて何かが落ちた。



「カーディガン?」



これ、私のだ。



園長先生が昨日の夜に、私の部屋に入ってきてかけたのかな?



もしかして、先生への手紙見られたかな・・・・。



だとしたら、まずい。



まだ、私の余命のことは先生と私と牧野先生以外は知らない。



私は、大きくなる鼓動を抑えながら
園長先生が待つリビングへと足を運んだ。