ケイジ…
あなたは一体何の目的で、あのサイトを色々な人に紹介しているの?
その日の昼休み、リサがいきなり私の教室に飛び込んで来た!!
他のクラスの生徒が入って来るなんて事は、滅多にある事ではない…
クラスの生徒も驚いたが、私が一番驚いた。
私と美玖それに彩香と3人が弁当を食べている場所に来て、うつむいたまま小刻みに震えている…
「ど、どうしたの?」
そっと肩に手を置き話し掛けると、リサは話すのもやっとといった様子で、小さな声で途切れながら言った。
「ア、アキラが…
…んだ…
アキラ…死んだ…」
リサの青ざめた唇は確かにそう動いた。
アキラが…死んだ?
私は食べかけの弁当をそのままに立上がり、リサの肩を抱いて教室を出た。
するとリサは私の方を向き、私の両腕を強く掴み真っ青な顔で私を見据えた。
「アキラとはメルアド交換してたんだけど…
ついさっき、アキラの母親と名乗る人からメールの一斉送信があって…
深夜に首を吊って死んだみたいだって…」
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