メールに添付されたURLににアクセスしようとするが、指が震えてなかなか押す勇気が出ない…

携帯電話を持つ手が、次第にジットリと汗ばんでくる。


でもひょっとしたら、ケイジが少し脅しただけで、普通のチャットなのかも知れない。


そうだ…
きっとそうに違いない!!

自分に何度も言い聞かせると、扉の横にある電灯のスイッチを入れた。

明るいと幾分恐怖心も薄らいでいく…


私はベッドに腰を掛けると、目をつむって携帯電話のボタンを押した!!



暫くして、薄目で携帯電話の画面を見る…


私の目に、サイトDAのトップ画面と同じ真っ黒な画面が目に入った。

そして、トップ画面とは違うグレーの文字で"チャットルーム3"と表示されていた。



私は祈る様な思いで目を見開くと、チャットルームを確認する事にした…


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