翌日目が覚めると、既に外は眩しいほどで、私は目を開ける事が出来ないほどだった。


私は一体、何時間寝ていたのだろう…


枕元に置いていた携帯電話を取ろうと手を伸ばすと、鎮痛剤の効果も切れていて背中に鈍痛がした。

「痛たた…」


携帯電話を手探りで見付け、顔の前に持ってくると時刻を確認する…

11:25とサブディスプレイに表示されていた。
ほとんど12時間寝ていた事になる…

久しぶりに熟睡できた。
本当に、久しぶりに安心して眠る事ができた…



その時、自分の部屋の中に人の気配がした。

私は驚き、痛みを堪えてすぐに上体を起こした。


「美玖…
それに彩香も。
2人とも何でこんな所にいるの?」


美玖が険しい表情で、私の元に近付いてきた。

「何言ってるのよ!!
たった一言だけのメールが送られてきたきり、何の連絡もないし…

たまたま滝口が帰宅したから状況が分かったけど、もし帰って来なかったら…」


そこまで怒気を込めて話すと、美玖の目からは大粒の涙が溢れてきた。

「美玖…」


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