まさか…もう!?
練炭の臭いはドンドン強くなり、呼吸をする度に吐き気をもよおすほどになってきた。
ユキの方を向くと事態を理解していないのか、意外にも平然とした顔をしていた。
「ミコが来たよ…」
「え…?」
私の言葉に、ようやく状況が把握できたユキの表情が一気に変わった。
とにかく、今すぐにこの場を離れなければ!!
「ユキ…
濡れるけど、コンビニから今すぐ離れるわよ!!」
私とユキはコンビニの狭い屋根の下から出ると、ちょうど青だった横断歩道を渡り道向こうに行く事にした。
ユキを先に行かせ、私がその後を着いて行った。
片側2車線の道路を渡っている途中、忘れかけていた両足首のアザにガツンという激痛が走った。
そして、道路の中間地点を少し過ぎた辺りで、まるで何者かに足首を掴まれているかの様に動かなくなった!!
「あ…」
足首の激痛もあり、私は横断歩道の途中で、前のめりに水しぶきを上げながら転倒した。
焦って立ち上がろうとするが、気持ちばかりが先走り起き上がれない!!
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