ようやく帰宅した時には、もう既に21時前だった…
私の家はかなり厳しいので怒られるものと覚悟していたが、美玖の家に行っていた事を話すと意外なことに何も言われなかった。
私は母の機嫌が悪くならないうちにすぐにダイニングに行き、テーブルの上に置かれていたおかずで夕食を済ませた。
私は夕食を済ませた後すぐに風呂に入り、自部屋に上がって久しぶりにパソコンの電源を入れた。
それは先ほど湯船の中で、スッカリ忘れていた事を思い出していたからだ…
ユキの存在だ!!
自分の事で精一杯で、同じ境遇のユキと連絡をとっていなかった。
私もショウゴと同じ様に、もしもの時に備え自分の調べた事をユキに伝えておかなければならない…
とはいえ、連絡先を知っている訳でもないので、チャットで呼び掛ける事にしたのだ。
チャットを見てくれれば良いけど…
少し不安になりながらも、パソコンが立ち上がるとサイトDAにアクセスした。
「あ…」
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