「君、基町高校の生徒だね?
学校に連絡入れておくから、もう二度とこんな事をしない様にね」

余りにも冷淡な対応に、逆に私は疑念を抱いた。

それに、このままいけば日曜日までの生命の私に、学校の事など全く関係なかった。


しかしこのままだと、とても話を聞けそうにない。
私は一か八か賭けに出た…


「分かりました。
では私も3年前の集団自殺の話を、友達に流してインターネットでも紹介します…

女子高生のネットワークを思い知れば良い。
明日からこの店には誰も来ないから!!」


その私の言葉に、明らかにマネージャーの表情が変わった。


実際、この場所だと客層は若年層に間違いない。

カラオケボックスなんて、他にいくらでもある。
若者層に怪しい噂が流れると、客なんて来るはずがなかった…



「ちょ、ちょっと君!!」

わざと背を向けた私を、マネージャーが必死に声を掛けて呼び止めた。


「仕方ない…
こっちに来なさい」


私はカウンターの奥にある、カラオケボックスの事務所に通された。


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