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「美佳、そっち持って」
俺が言うと



「はーい」
美佳が嬉しそうに答える






夏休み、真綾と遊びたかったけどちょっと金がいるってのもあって、バイトに明け暮れた夏休み。


それでも会いたくてちょうど人手がたりないことをいいことに、真綾を呼んだ







少しだけでもゆっくりできる時間できるといいんだけどなー







そんなことを考えてると





「ねぇ、海翔くん。あの子、ホントに彼女なの？」


美佳が聞いてくる