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わたしは、【紫音】

疲れはてた男たちの、偽りの安らぎ。



『5万円でどうでしょう。援助交際しませんか?』


かち


『紫音は、旦那とうまくいっていないんだね。俺が満足させてあげるよ。』


かちかちっ


『今週末にドライブ・デートしませんか?』


かちカチカチ


『スタイルいいんですね。ぜひ一度お会いしたいです。』


かちっカちカチ・・・



ダウンライトの店内で、携帯電話の液晶が、不健康な光を放つ。

歪んだ欲望むき出しの受信メールをスクロールする度、乾いた音が響いた。



『わたしも、ぜひタクヤさんにお目にかかりたいです。』

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