初恋の味。

「意地悪な質問する奴にはお仕置きな」


口のなかに違和感...

それを噛み砕くと変な違和感は消えて、


「まっずい!!」

甘味というかなんというか変な味が残る



「あっ、あんたコンポタ突っ込んだしょ!!」

涙目で訴える


あんなにダメだって、

言ったのにーー!



「突っ込んだって(笑)」

「笑い事じゃないし!!」


...てかそれ





間接キスじゃん



あーーー!!!

忘れろ脳内


あーーー!!!

まっず、


「パピコうまい?」

「まっ、まずい」


また間接キスするはめになりそうで嘘をつく



「嘘つけー」

「ほっほんとほんと」


誤魔化せてるか?

...なわけないか、




「はぁーー」

長いため息をつかれる


つきたいのはこっちじゃ、

と思いながらも聞いてあげる


「どうしたの?」





「...ちょっとな」


なんだそれ




その時私は思ってもなかったんだ






これから始まる、


壮大な恋愛物語に.....