初恋の味。

「...って俺が言ったらどうする?」



「.......え、えと」


ヤバい

明らかに動揺した


だっていきなりそんなの...

うぅ、


心臓壊れる!



「どうするって...」



そうだな、

今はとりあえず...



「ぶん殴るかな☆」

「怖」


...アンタが悪い


少しドキドキした乙女心を無視して、

今度は下り道をスピードをつけて降りていく




「ひゃっはー!」

「ふなっしー(笑)」


そんな会話を交えながら、

自転車はスピードを落としていった





「...ねぇ、なんでさっきあんなこと聞いたの?」

ビミョーな疑問

 
「なんとなくー!」

...なんだそれ


「答えなさいよ」

「やだ」



コイツ...

こっちがどんな思いで...





その瞬間、