「そ、俺さ...好きな人出来たらお前に一番に言うよ?」

「......そう」


そんな宣言いらないし、

なんで私なんだし、


夏希に好きな人とか...

出来ちゃうの?

そしたら、私はどうなるの?


彼女の方が大事になるよね?

私なんかどうでもよくなっちゃうの?



それでも、友達でいられるの?




「だから小夏もすぐ俺に言えよ?」


そんな笑顔...

いらないし、


「うん...言うね」

私も負けない笑顔で返す





どうせ私は君の友達でしかないのに

こんなこと考えるなんて、


私頭大丈夫か!!?



てか私......

夏希のこと好きなの?


「藤本と宮本ー」


ビクッッッッ!!!

「あ、せんせー何すか?」


せっ先生か、

当然ながら返事をしたのは夏希


「今日はとりあえず帰っていいぞ」

「「...やったー!」」


二人でハイタッチ

「初回限定だからな、」


うわ先生、鬼

明日からが地獄かー


なんて心のなかで泣いたプール掃除1日目