「うーわ、だっさ。」

「う"っ」

自分でやったことだけど、
傷つくな……

「…麗華、そんなはっきり言わなくても」

あたしの目の前で毛先をいじりながら
こっちを見ているのわ、

高崎 麗華、あたしの大事な幼馴染。
見ての通り、すっごく綺麗で
頭もいい、お父さんが弁護士で、

……もう、完璧。