君の王子様になるために



「…じゃあ、うちから離れんといて」


「えっ?」




「…うち以外の人と仲良くせんといて!」




うっ嘘!



今言ったん弥生ちゃん!?



夢ちゃうやんな!?



なっ、なんなんもーこの可愛い子はっ!




せっかく我慢してんのにっ!



こっちの身にもなってやー!!




心臓めっちゃうるさいしっ!!






「…あと、姫は充分男らしいで?」




俺と同じ様にベンチから彼女は立ち上がり、俺の隣りに立った。