君の王子様になるために



止めに入るべき!?



でも余計ややこしくさせるよなぁ~。



どうしようーーー!




「ねぇ、あなたもしかして…」




お姉系が小林ちゃんに声をかける。



でも、小林ちゃんは涙を溜めて彼女を睨んだ。





「私は…あなたみたいに

キレイな大人の女じゃありません!


けど斉藤くんのことは本当に好きですっ!!」





小林ちゃんの言葉に店内は静まり返った。



客だってみんなこっち見てる。




でも、小林ちゃんは相手を真っ直ぐ見ていた。



なにも恥じるべきことなんかないと言うように…。