「ごめんね、姫くん! 相談とか…」


「いや、えぇよー俺でよければ全然聞くし」




1限目が終わっての休み時間。


すぐに小林ちゃんが俺の席に来た。



さっきの授業中、陽司が小林ちゃんにメールを送ったらしい。



ホンマやること早いわ。




さっきまで隣りにおった弥生ちゃんは、今は光ちゃんとこやし。



別になんもないけどちょっとホッとしたり。





小林ちゃんは陽司の席に座った。



自然と近くなる距離にちょっとドキッとする。



だって、クラスで一番可愛いって言われてる子やし。




いや、俺には弥生ちゃんが一番やけどねっ!!