「ねぇ!キミ彼女!?めっちゃ可愛いじゃん!隼人やるねぇ~!って、隼人顔、赤っ!!熱!?」



「か、か、彼女じゃないですー…!!あと、瀬川くん、風邪っぽいです…!」





「彼女じゃないの!?嘘ぉ!?」


「本当です…。それより、あなたは、瀬川くんのお兄さんですか…??」



「そう!コイツの兄!瀬川 亮一
[せがわ りょういち]っていうの!よろしくー!」



瀬川くんとは正反対、って感じだなぁ。


あ、でも目の辺とか、やっぱ似てるなぁ。




さすが兄弟。



兄弟そろってイケメンとは…。




「あ、後は俺が面倒見るから帰っても大丈夫だよ!もう遅いからお母さん心配するっしょ?またコイツに連絡させるから!」




「いいですか?お願いします…!」


「うん!またね~!いつかの俺の妹よ!笑」




えっ…///




それって…。




瀬川くんの、お嫁ってことでしょ!?



そんな恥ずかしいこと、サラッと言わないでくださいよ…!



「お、お邪魔しましたっっ!!」





そう言って私は家に帰った。