「ご馳走様でした!!」




私は夜、誘われた通り、守くん家でご馳走させてもらった。




美味しかったー・・・・・




「俺送るよ」




えっ!…そんな、悪いし…




「大丈夫大丈夫!」




「だーめ。危ないから」



いつも心配してくれる守くん。




守くんが彼氏だったら、幸せになれるんだろうなー・・・なんて思ってみたり。




「ありがとうっ」




外に出ると、もう真っ暗になっていた。




「きゃー暗いね!……………守くん?」



「俺さ」




え?




「どうし………



「ひよみちゃんのこと、好きだから」



っ……!?



「へっ……?!あっ!あのっ……」




「返事しなくていいよ。ゆっくり考えて。瀬川が飽きたらいつでも来いよ」




守くんは優しい。私が瀬川くんしか好きになれないって、分かってるんだよね。




ごめんね……