【完】初恋あめ。

結局、部活の呼び出しが入り、





ひよみと帰れなかった。




はぁ。




なんか、色々疲れた。



「ねぇねぇ野村ひよみって知ってる?」
「もちろん!あの可愛い子だろ?」
「そうそう!あの子最近可愛いよな。俺今日喋っちゃった♪」
「まじか。うらやましー!」




そんな男たちの会話が耳に入った。





なに嬉しそうに話してんだよ。




俺の彼女だぞ?




俺がギロッと睨むと、男たちは「やべっ!瀬川だ」とか言いながら去っていった。




やべっとか言うくらいなら、嬉しそうに話すんじゃねぇよ。






…つーか、




俺って、こんな嫉妬するやつだったか?




…ひよみは、俺に嫉妬したり、するんだろうか。




俺ばかりが、好きな気がする。




余裕なんて、1つもねぇんだよ…