両手を広げ、二人の間に割って入った。こんなに狭い道で、派手に喧嘩をさせるわけにはいかない。
「わ、分かれば良いんだよ! ほら、聞いただろチャラ……」
「それからエロ本の事は、誰にも言いませんので!!!! 許してください!!!!」
私は必死で拝むように頼み込んだ。
「へっ!? エロ本? ……学生は大人しく勉強してればいいんだ。
エロ本って……お前さんポポイだな! エロエロからぁーのぉ――ぷぷぷっ」
「わ、笑うなチャラ男! 頼まれただけって言っているだろう? もういい! お姉さんの顔は覚えておくからな!!!!」
「……はい」
肩を落とし、学生の後姿を見送った。
失礼なことを言ってしまったのかしら私……。
「わ、分かれば良いんだよ! ほら、聞いただろチャラ……」
「それからエロ本の事は、誰にも言いませんので!!!! 許してください!!!!」
私は必死で拝むように頼み込んだ。
「へっ!? エロ本? ……学生は大人しく勉強してればいいんだ。
エロ本って……お前さんポポイだな! エロエロからぁーのぉ――ぷぷぷっ」
「わ、笑うなチャラ男! 頼まれただけって言っているだろう? もういい! お姉さんの顔は覚えておくからな!!!!」
「……はい」
肩を落とし、学生の後姿を見送った。
失礼なことを言ってしまったのかしら私……。

