復讐ストーカーゲーム2

 見渡すと、日の明かりはあまり差し込まず、機械類を扱うには最適な道だった。独特の金属の香りまでする。


――私って、家電の知識は無いからなぁ……でも、もしかしたら時給の高いお店があるかも知れない。一件一件、求人の張り紙が出ていないか見ていかなくっちゃ。


右、左とお店をチェックしながら歩いていた。


だが広告は殆ど出ておらず、やっと見つけても文字が薄れた張り紙で900円と微妙な金額だった。


――せめてメイド喫茶よりは高くないと……。


――ドンッ!!!!


「きゃあ!!!!」


「いってぇ!!!!」