復讐ストーカーゲーム2

どんな貴方を見ても、全部が全部大好きで、日を追うごとに惹かれていき愛情を貰った。


「あ、秋雄さん……私もそっちへ連れて行って……天国って楽しい場所なのよね……?」


脱ぎ捨てあった秋雄のパジャマをこちらに引き寄せ、ぎゅっと抱きしめた。その香りは暖かく、側にいる気配すらした。


――死。


その言葉が、重く頭に沈んだ。


復讐よりも、今すぐ私、貴方の側に……行ったほうが……


パジャマの香りに自我が失われ、なにを選択したら良いのか分らず、気力がどんどん消えうせた。


――ピリリリリリ!!!!