復讐ストーカーゲーム2

 全身が凍りつくように、鳥肌が立った。私はなぜ、気づけなかったんだろう。信介さんは……態度がおかしかった。


でもそれは私の勘違いで、秋雄さんを見守ってのことかも知れなかった。


――秋雄さんは……秋雄さんは――死んだんだ……。


「あ……ああ、ううう……私たち、一緒にいようと誓いあったばかりなのに――


あああああああああああ!!!!」


もう駄目だった。溢れる涙を止められなかった。目が痺れ、瞳が潤み、体に流れる血流がマグマのように熱く駆け巡った。


許せない! こんなの許せない! あの人は決して怨まれるような人じゃない! 絶対に間違っている!


――なぜ、あんな良い人を怨むの? なぜ……?