「ふぅー…おい、大丈夫か」 彼女は唖然として俺をみている。 「あなた… あのとき教室にいた人!!」 「また会ったな、小蝶唯無」 「なんでフルネームなの」 「この俺にタメ口って、 おまえ面白いな …じゃなかった唯無」 なんか笑顔になれる、 そう思った。 「あなたに敬語なんか使わないもん ねぇ、あなた名前は??」 「黒崎だ。黒崎陵」 「よろしくね、陵!!」