「あぁぁぁぁぁ!!!」

今日も無事1日終わったなぁ、
と思ってソファーに
のんびり座ってた私は
大事なことを思い出した。

「名前聞くの忘れた!!」

なにやってんだろ…
私のばかぁー

夕陽に照らされていた、
オッドアイの彼

「ほら、できたぜ
…誰の名前??」

蒼月がホットココアを
くれて隣に座ってきた。

「ぁー蒼月ならわかるかも」

「俺、生徒会長だから
生徒の個人情報は1人1人持ってるぜ」

「そーなの!?
頼りになるぅっ!!
…ぇ、生徒会長!???」

「知らなかったのか??」

「いやいや、今日入学したばっか!!」

「俺様は柊の長男だ
ガキの頃からずっとトップなんだよ
ったく、生徒会なんざ
めんどくせぇったら」

「大変なんだね…」

「とゆうか。唯無」

「??」

「おまえも生徒会だぞ??」

「えぇぇぇ!!?」