〜梓音(しおん)side〜 僕は、毎週金曜日に高層ビルの屋上へ行 っていた。 僕には、誰にも言えないことがある。 この秘密はこの後出てくる。 だから今は聞かないで欲しい。 ある日、いつものようにビルの屋上へ行 った。 そしたらある一人の女の子が泣いていた