緑が一面に広がる大地、さらさらと心地いい風、心安らぐ小鳥のさえずり

 
 
 
 レンガで出来た一軒の家。



 
 私は、その家の前に立っていた。

 
 
 
 「こ・・ここは?」

 
  


  わけのわからない私は呆然と立っていると、

  
  


  遠くから馬車がやってくるのが見えた・・・。




  「えっ?」  なんと、その馬車は私の方に向かって来ていた。




  そして、私の目の前で止まると、馬車の中から一人の男の人が出てきた。




  「っ・・・・」  か、カッコい~~~♡♡♡ 王子様みたい・・・



   私がいろいろ考えていると、


  かなで
  「奏 姫、探しましたよ。」
   


  「さぁ、一緒にお城へ帰りましょう。」



   そういいながら、私に手を指し述べてきた



   まだ、状況を理解できていない私は、どうしていいかわからなかった

 


  だけど、お城に行けるのならと思い 王子様の手を取ろうとしたとき・・・