はぁーあ。。

特になにもおこらないまま1日1日が過ぎていく。

せっかくの高校生活楽しまなきゃ‼︎

私、木崎未奈は地味なわりにけっこうモテる。

まあみんな私の外見だけを見て告白してきているんだろうけどね。

そんな事を思いながら毎日を過ごしていた。




「おーい。みんな席につけー
今日は転校生を紹介するぞお‼︎」

「ねえねえ！未奈ちゃん‼︎転校生だって
男の子かな？楽しみだねっ♪」

この子は私の友達
加藤美玲那

この子は明るくて気さくで可愛くてすごく人気


「おい、じゃあ入ってこい」

クラスがざわめく

「転校生の、大倉 翔くんだ」

「「めっちゃイケメンやん‼︎」」
「よろしくお願いします
大倉 です」

「未奈ちゃん！すっごいカッコいいね♡」

確かにカッコいい。

「だねっかっこいい！」

「大倉は…んーと、じゃあ木崎の隣空いてるから座れ。」

「わかりました」

えっ私の隣!？
なんでなんでーー緊張するじゃん！
もおーせんせーーー

「よろしくねっ」
私が声をかけた

…………………

えっっつ⁉︎む、む、む、無視！?

あーしょっぱなから失敗だよ。、

「じゃあ、木崎‼︎」

「え？あ、はい？」

「大倉を学校案内してやれ」

は？え？あ？なんでこの私が！?

「あ、じゃあ大倉くん。
ついて来て」

無言でついて来る。、

怖いし‼︎‼︎‼︎

とりあえず顔上げてよ‼︎
なんかなんかなんか！
この空気もお限界なんですけど‼︎

「あの。木崎さん」

「はっはい！」

「俺、あんたみたいな人嫌いなんだよね」

はあ？はあ？はーーあ？
こっちのセリフじゃあーーー

「あと、ここ、男子トイレだけど、入っても大丈夫なの？」

「え？あえ？」

男子トイレだ。
「す、す、す、」

「す？」

「すいましぇんでしだあああああー〜ー！」





はあはあはあはあはあ。

疲れた。もうあの人とは関わらないことにしておこう。