私たちの出逢いは中学校他にクラスなくて同じ部活で同じくらすだった
蓮はクラスの中心にいつもいる人気者
それなりに女子からモテていた
私もその中の1人
部活での姿はとてもかっこいい
バスケをしてるところに惚れたといっても過言じゃない
プレーしてる時は目がはなせないくらい
独り占めしたかった
蓮とは学校では話す方だった
それもあって他の子から手紙を渡すのとか頼まれることも多かった
それをする度に胸が苦しくて、不安で仕方なかった
けれど蓮まえでは笑顔でいた
「れん、手紙だよ」
「え?あーいらねぇ。お前持っとけ。」
「それひどくない?もらっときなって」
「だって必要ないじゃん。俺他に好きな人いるって言ってんじゃん。」
「あーそ。笑愛には教えてくれないんですよねー」
「いつか教えるっつの。わりぃもう行く。」
「はいはい。」
他にいる....
もういやだ
こんなに近くにいるのに遠い
「笑愛ちゃん、れんくんとつきあってるの?」
またこの質問....
そうなれたらいいって何回思ったんだろ
「ううん。付き合ってなんかないよ。」
嬉しそうにする子
はぁ....涙でそうになる
れんにきづいてほしい....
そんな片思いを半年続けたある日
蓮にまた手紙を渡さなきゃ行けない日がきた
でも渡すタイミングがなくて帰りわたすことになってしまった
下校途中に蓮をみつけて走っていった
「れん!まって!」
「ん?笑愛か。なに?」
「これ、手紙。渡しててってさ。」
「いらねぇってば。あげる。」
「いらない、こんなの....」
「何回言えばわかるかな?他にいんの、わかった?」
なんかわからないけどもう耐えられなくて涙が出た
ずっと好きなのに気づいてくれない
「他ってしらないよ!私だってこんな手紙わたすのやだよ!自分の好きな人に....こんなことしたくない....」
「は?いまお前なんつった?」
「好き!蓮が好きなの、ずっと前から」
すると蓮がだきしめてきて
「待たしてごめん....俺も好き。もう笑愛しか考えられない。付き合って?」
「....うん!」
私はまた泣いた
その間は蓮がずっとだきしめていてくれていた
他には言わない約束で付き合い始めた私たち。
それが今まで続いてる。
