「また、会いに行くからさ」










「毎日?」










「学校で会えんじゃん?」










「もぉ、卒業……」










「あっ、そっか」










いつも当たり前だと思ってた事が今日で
終わりを告げる。










「……泣くなよ」










私はいつの間にか泣いていた。



そんな私を瞬は優しく抱きしめる。