ーあれから2年。






私たちは高校3年、あと少しで卒業だ。






月日は早いもので、実は明日が瞬との
同居が最後となった。










「はぁ……」










「なんだよ、俺と過ごす最後の日なんだからもっと楽しめよ」










「だってさー……」










「あっ、さみしいのか?」










「うん、さみしい」










瞬がビックリする。



そりゃそーか。



いつも素直じゃないもんね。