ラスト・ラブ~私が愛したもの~

青山君はシカトしてドアの取っ手に手をかけた。




あたしは何も言えるはずもなくただ立ち尽くしていた。




すると胡桃はあたしのサポートするかのように青山君を呼び止めた。




「待って!どうして加奈のことシカトするの?今日の加奈と春樹君変だよ!一体どうしちゃったの!?」




「ってか加奈ちゃんとは他人同士なんだし関係ないじゃん。加奈ちゃんは俺のこと突き放したんだもんね昨日。」




あれは美里ちゃんに脅されてたからで…決して青山君が嫌いな訳じゃない。




青山君の言葉を聞いた胡桃はびっくりしていた。




「え?加奈昨日春樹君と会ったの?どうして突き放すの?」




本当のことが言えるはずもなく、あたしはただ黙り続けていた。




「安心していいよ。もう加奈ちゃんには近づかないから。」




青山君はそう言って去っていった。